今回は「やくらい土産センター・山の幸センター」さんをご紹介します。
※センターの名称は「土産」と書いて「どさん」と読みます。「土から生まれる産物」という意味をこめているそうです。
「やくらい土産センター・山の幸センター」さんは加美町の薬莱山(やくらいさん)の裾野にある農産物直売所です。
近くには温泉や宿泊施設、コスモス園、スキー場など、各種施設も充実してます!
○センター前の道を渡ると、すぐに薬莱山が望めます。
そして道路沿いにはコスモスがたくさん咲いていました!
この日はすごい風が強かったんですが、ご覧のようにとてもいいお天気でした!
まずは映像をどうぞ↓↓↓
並んでいる商品は野菜や果物、漬物などの加工品はもちろん、今は秋なのでキノコ類をはじめとした山菜が大変充実していました!
ご案内いただいたのは、「農事法人組合土産センター さんちゃん会」の加藤重子代表。
※さんちゃん会は地元農家さんによる直売組織です。
○写真左:加藤さんにお話を伺ってます。
加藤さんは、農家民宿「花袋・天王(はなふくろ・てんのう)」も経営しておられるとの事で、加美町の郷土料理をふるまってくださいました!
ちなみに「花袋・天王」さんでは郷土料理が味わえる他、野菜の収穫など季節ごとに農業体験もできるそうです。
○加藤さんが作ってくださったお料理の一部。
地元加美町の特産の「やくらい高原大根」や「わさび」、「キノコ」をふんだんに使った加藤さん手作りのお料理です!
○葉わさびと塩コンブを混ぜ込んだ「わさびごはん」。
葉わさびの風味がすごく利いていて、茎の部分はピリリと辛くておいしかったです。
阿部も「わさびごはん」作りを手伝わせていただいたのですが、作り方のポイントは、ご飯をよく冷ましてから葉わさびを混ぜる事。
混ぜれば混ぜるほど良い香りがしてきます~。
実は、ご飯が温かいうちに混ぜてしまうと、せっかくの辛みが飛んでしまうのだそうです。
○キノコの中の高級品、ブナハリタケを使った煮しめ。
具材はブナハリタケ、ナス、ニンジン、ピーマン、油揚げ。
味付けは塩こしょうと酒、みりん。さらにトウガラシが利いていてピリ辛です。
ブナハリタケは初めて食べましたが、キノコの風味がとてもシッカリしています。食感はホロホロほぐれて、とてもおいしかったです。
ただ、キノコ本体に辛みがあるように感じたので加藤さんに聞いてみました。
実は、このブナハリタケは調理前に昨夜一晩、トウガラシと水に漬けておいたのだそうです!
※天然のキノコなので、どうしても虫が入っていることもあり、トウガラシの入った水に漬けておくと、虫が出てくれるのだそうです。
そんな方法があるんですねヽ(゚Д゚;)ノ!!
○トウガラシとセットで売られているキノコ(↑ブナカノカ)。
そのため、このようにお店にはトウガラシとセットで売られてたりします。
ご自宅でも虫を出せるようにとの、優しい心配りですね。
○やくらい高原大根。
売り場には、「やくらい高原大根」がたくさん!
この写真と同じような棚がもう一つあって、それぞれ下にも大根が山盛りでした!!
○さらにこんな大根もありましたよ!
「ビタミン大根」という、甘みが強い大根です。青い!
漬物や擦りおろして食べるのがおいしいみたいです。
表だけでなくちゃんと中まで緑色なので、緑色の大根おろしができるそうですよ。
○うさぎ!∩(゚Å゚)∩
わさび、きのこ、大根をご紹介しましたが、加美町はお餅も有名です。
こちらは「みやこがね餅」というもち米なんですが、
パッケージかわいすぎませんか。
ということで「やくらい土産センター・山の幸センター」さんにぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
阿部
※農事組合法人 やくらい土産センター・山の幸センター
住所:宮城県加美郡加美町字味ヶ袋薬莱原1-67
TEL:022-967-3011
FAX:022-967-3313
営業時間:9:00~18:00(冬期間11月~2月は9:00~17:30)
ホームページ:
http://www.yakurai-dosan.jp
※農家民宿 花袋・天王
住所:宮城県加美郡加美町味ヶ袋新水沢45
TEL・FAX:0229-68-1818
宿泊は6500円~/1泊2食付、食事・農業体験は1500円~
要予約(1週間前まで
定休日:なし